SwiftUIによるiPhoneアプリ開発入門講座
点検記録を保存するiPhoneアプリを作る
- 40時間
- 初級
- 対象職務:アプリ開発の担当者・新規事業のプロトタイプ担当者
- オンライン(ライブ配信) ・ 対面(ご指定の会場) ・ オンラインと対面の併用
アプリ開発・新規事業の試作担当者が、点検項目の入力・一覧・端末内保存を備えるiPhoneアプリを作ります。入力不備や通信失敗を含めて動作を検証します。
この講座で身につくこと
- Swiftで点検項目と点検結果のデータを定義できます。
- 画面構築の仕組みであるSwiftUIで、一覧・詳細・入力画面を作成できます。
- 入力した点検記録を端末内に保存し、再起動後に読み出せます。
- 点検項目を取得する通信で、失敗時の案内と再試行を実装できます。
- 画面操作と入力検査の結果を記録し、試作品の制約を説明できます。
こんな方に
- iPhone向けの業務アプリ開発を担当する社員
- 現場の点検業務をアプリで試作する新規事業担当者
- 既存の紙の点検票を入力画面に置き換える開発担当者
カリキュラム(全40時間)
- 第1回 Swiftで点検記録を表す5時間
- Xcodeという開発ソフトでプロジェクトを作成
- Swiftの変数・条件分岐・関数を点検データで練習
- 構造体による点検項目と結果の定義
- Optionalという値がない場合も扱う仕組みの実装
- 第2回 SwiftUIで点検一覧を作る5時間
- SwiftUIという画面構築の仕組みで文字・ボタンを配置
- Listによる点検項目の一覧表示
- 自社の業務データ(個人情報を除く)または配布する模擬データを表示
- プレビューとiPhoneシミュレータで配置を確認
- 第3回 入力状態と画面移動を実装する5時間
- StateとBindingによる入力値と画面の連動
- NavigationStackによる一覧から詳細への移動
- Form・TextField・Pickerによる点検入力
- 必須入力と数値範囲の検査
- 第4回 点検記録を端末内に保存する5時間
- 構造体とクラスの違いを確認し、@Modelを付けた点検記録クラスを定義します
- SwiftDataという端末内保存の仕組みで記録を管理
- 点検記録の追加・更新・削除
- 再起動後の読み出しと並べ替え
- 保存失敗の案内とデータを失わない操作の検討
- 第5回 点検項目を通信で取得する5時間
- URLSessionという通信機能で模擬サーバーへ接続
- JSONというデータ記述形式をCodableで読み取る
- async・awaitで通信完了を待つ処理の記述
- 配布する模擬サーバーとシミュレータの接続確認
- 第6回 通信失敗と現場操作に対応する5時間
- 読込中・通信失敗・項目なしの表示
- 再試行ボタンと保存済み記録の表示を実装
- 端末内保存と複数端末の同期の違いを設計書に記載
- 文字サイズ変更とVoiceOverによる読み上げの確認
- 第7回 点検アプリをテストする5時間
- XCTestによる入力検査とデータ変換の自動テスト
- シミュレータで入力・保存・再起動を確認
- 不正な応答データと通信停止の試験
- 画面幅と文字サイズを変えた表示確認
- 第8回 業務の流れに沿って試作品を仕上げる5時間
- 点検開始から記録確認までの通し演習
- 受講者同士の操作確認と不具合修正
- ソースコード・画面構成・テスト結果の整理
- 試作の検証結果と配布・同期に向けた追加要件の作成
受講後に手元に残るもの
- 点検記録アプリのXcodeプロジェクト
- 模擬点検データと通信確認用サーバーの教材
- 自動テストと操作確認表
- 画面構成図・起動手順・追加要件一覧
受講の前提と環境
前提:変数・条件分岐・関数の基本を理解していることが前提です。Swiftの経験は不要です。Xcodeに対応するMacを用意し、ソフトの導入と模擬サーバーの起動を確認します。
環境:Xcodeに対応するMacとApple Accountを用意します。Xcode・SwiftUI・iPhoneシミュレータでの開発と確認は無料です。模擬サーバーには無料のNode.jsを使います。 実機確認は対応するiPhoneを用意した場合に行います。App Storeでの配布には別途、有料の開発者登録が必要です。
企業ごとの調整
自社の業務データ(個人情報を除く)または配布する模擬データで点検項目を設計します。点検記録を在庫確認や作業報告へ置き換え、利用予定の画面構成に合わせます。40時間の中で、入力・保存・通信の時間配分を調整します。
助成金を使う場合
アプリ開発職・新規事業の試作担当職が行う、点検記録アプリの実装と業務手順に沿った検証に直結します。助成の可否は計画届の内容に基づき、管轄の都道府県労働局が判断します。
計画届に添付するカリキュラム資料(時間数、回ごとの内容、実施形態)をご用意します。助成金の申請書類の作成・提出の代行は、社会保険労務士の業務のため行いません。事業展開等リスキリング支援コースは令和8年8月3日に改正されています(経過措置あり)。制度の内容は助成金ガイドと、厚生労働省「人材開発支援助成金」でご確認ください。
この講座についてのよくある質問
WindowsのPCだけで受講できますか。
この講座の実習にはMacが必要です。XcodeとiPhoneシミュレータで開発・確認を行います。iPhone実機は必須ではありません。
40時間でアプリの公開や複数端末の同期まで行いますか。
点検記録の端末内保存と、模擬サーバーからの項目取得までを扱います。App Storeへの提出や複数端末の記録同期は含めず、追加要件として整理します。
点検アプリの試作を担当する社員向けに助成金用の資料を作れますか。
試作品の実装・検証業務に対応したカリキュラム資料を提供します。申請書類の作成・提出の代行は社会保険労務士の業務で、ilandoでは行いません。申請は事業主が行うか、社会保険労務士に依頼してください。
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