カスタマーサポート担当者のための生成AI活用講座
根拠付きの回答案と引継ぎ票を作成
- 12時間
- 入門
- 対象職務:カスタマーサポート担当者
- オンライン(ライブ配信) ・ 対面(ご指定の会場) ・ オンラインと対面の併用
カスタマーサポート担当者が、問い合わせの分類と回答案の作成を行えます。対応規程と照合し、判断が必要な案件を上席へ引き継ぐ手順も整えます。
この講座で身につくこと
- 問い合わせを分類し、対応期限と不足情報を一覧にできます。
- 対応規程の参照箇所を示した回答案を作成できます。
- 上席の判断が必要な案件の引継ぎ票を作成できます。
- 問い合わせ履歴からよくある質問の改訂案を作成できます。
こんな方に
- メールやチャットで顧客対応を担当する方
- 問い合わせの要点整理と引継ぎに時間がかかる方
- 回答ひな形やよくある質問の更新を担当する方
カリキュラム(全12時間)
- 第1回 問い合わせの分類と要点整理3時間
- Claudeで問い合わせを用件、緊急度、不足情報に整理します。
- 分類先を迷う模擬問い合わせに保留理由を付けます。
- 顧客名や連絡先を除いた入力用データを作成します。
- 元の問い合わせと要約を照合して抜けを修正します。
- 第2回 対応規程に基づく回答案の作成3時間
- 返品・交換等の模擬規程から回答の条件を抽出します。
- 規程の参照箇所を含む回答案をClaudeで作成します。
- 顧客向け回答と担当者向け確認メモを分けます。
- 規程にない補償や対応期限の約束を修正します。
- 第3回 上席への引継ぎと質問集の更新3時間
- 規程で判断できない案件を上席への引継ぎ対象に分けます。
- 経緯、確認済み事項、判断依頼を引継ぎ票にまとめます。
- 模擬履歴からFAQ(よくある質問)の候補を抽出します。
- 重複質問を統合し、回答の更新箇所を記録します。
- 第4回 複数案件の対応演習と品質確認3時間
- 通常案件と例外案件が混在する問い合わせを処理します。
- 正確さ、説明の十分さ、規程との整合を点検します。
- 回答案と引継ぎ票を修正して完成させます。
- 人が確認して送信する運用手順を作成します。
受講後に手元に残るもの
- 問い合わせ分類表と回答案の編集用ファイル
- 上席への引継ぎ票ひな形
- よくある質問の改訂案と回答品質の確認表
受講の前提と環境
前提:問い合わせ対応の基本的な流れを把握していることが前提です。生成AIやプログラミングの経験は不要です。
環境:WindowsまたはMacのPC、ブラウザー、会社が利用を認めたClaude等の生成AIアカウントが必要です。Claudeの無料プランでは、利用上限の範囲で文章の作成・修正を試せます。連続した演習には、必要な利用枠を事前に確認します。一覧表は既存のExcelまたは無料のLibreOffice Calcで編集します。
企業ごとの調整
自社の対応規程と問い合わせ区分に合わせて回答条件を設定します。使用ツールを置き換え、通常対応と例外対応の演習配分を調整できます。 演習には、個人情報を除いた自社の業務データまたは配布する模擬データを使います。
助成金を使う場合
カスタマーサポート担当者の問い合わせ分類、規程に基づく回答作成、上席への引継ぎに直結する訓練です。助成の可否は、計画届の内容に基づき管轄の都道府県労働局が判断します。
計画届に添付するカリキュラム資料(時間数、回ごとの内容、実施形態)をご用意します。助成金の申請書類の作成・提出の代行は、社会保険労務士の業務のため行いません。事業展開等リスキリング支援コースは令和8年8月3日に改正されています(経過措置あり)。制度の内容は助成金ガイドと、厚生労働省「人材開発支援助成金」でご確認ください。
この講座についてのよくある質問
問い合わせへの自動返信まで扱いますか。
本講座は、担当者が内容を確認する回答案の作成を扱います。自動返信システムの接続や公開は含めず、送信前の承認手順を成果物にします。
顧客の対応履歴を持ち込む必要はありますか。
配布する模擬履歴で受講できます。自社履歴を使う場合は、本文内の氏名、連絡先、注文情報等から個人が特定されない状態にします。
問い合わせ対応を研修計画にどう記載しますか。
問い合わせ分類、回答作成、例外案件の引継ぎという担当工程を示します。各工程と演習の成果物を対応付けたカリキュラム資料を提供します。