Pythonによる事務作業の自動化講座(Excel・CSV・PDF・メール)
集計表と確認用メールを一括作成
- 20時間
- 初級
- 対象職務:事務・管理部門の担当者
- オンライン(ライブ配信) ・ 対面(ご指定の会場) ・ オンラインと対面の併用
事務・管理部門の担当者が、Excel・CSVの集計とPDFからの文字抽出を自動化できます。配布コードを業務に合わせて修正し、確認用メールの作成までつなげます。
この講座で身につくこと
- 入力と出力の保存先を指定して配布コードを実行できます。
- 複数のCSVを結合し、指定条件で集計できます。
- 集計結果を書式付きのExcelファイルへ出力できます。
- 文字情報のあるPDFから必要な項目を抽出して確認表にできます。
- 集計結果を添えたメール原稿を生成し、再実行時の重複を確認できます。
こんな方に
- 複数のExcelやCSVを毎月取りまとめる事務担当者
- PDFの記載内容を一覧へ転記する管理部門の担当者
- 集計結果の連絡文作成を定型化したい担当者
カリキュラム(全20時間)
- 第1回 Python実行と事務ファイルの取扱い4時間
- Visual Studio Codeから配布するPythonコードを実行します。
- 変数、繰り返し、関数をファイル処理の題材で変更します。
- pathlibで入力用と出力用のフォルダーを分けます。
- 文字コードと区切りを指定してCSVを読み込みます。
- 第2回 CSVの結合と月次集計4時間
- 表を扱うpandasで複数のCSVを結合します。
- 列名、日付、数値の形式をそろえます。
- 空欄や重複を検出し、確認が必要な行を分けます。
- 部門別の件数と金額を集計して元データと照合します。
- 第3回 Excel帳票の出力4時間
- Excelファイルを扱うopenpyxlで集計結果を書き込みます。
- 列幅、見出し、数値の表示形式を設定します。
- 既存の帳票ひな形を複製して別ファイルに保存します。
- 出力の件数と合計を検算し、数式の再計算方法を確認します。
- 第4回 PDFの文字抽出とメール原稿4時間
- pypdfで文字情報のある模擬PDFから本文を抽出します。
- 文字列のパターンを指定する正規表現で伝票番号等を抽出します。
- 抽出できない項目を確認表へ出力します。
- Python標準のemailで件名、本文、添付を持つメールファイルを作成します。
- 第5回 月次処理の統合と再実行4時間
- 入力読込み、集計、帳票出力、メール原稿作成をつなげます。
- ファイル不足や形式不一致のエラーを記録します。
- 元ファイルを保護し、出力先の重複を検知する処理を加えます。
- 別月の模擬データで実行し、担当者向け手順書を完成させます。
受講後に手元に残るもの
- 月次集計とExcel帳票出力のPythonスクリプト
- PDF抽出結果の確認表と模擬入力ファイル
- メール原稿のemlファイルと生成処理
- 設定・実行・エラー確認の手順書
受講の前提と環境
前提:Excelの表操作とファイル・フォルダーの管理ができることが前提です。Pythonは未経験でも、配布コードの実行と変更から学べます。
環境:WindowsまたはMacのPC、Python、Visual Studio Codeが必要です。pandas、openpyxl、pypdfとPython標準機能による処理は無料で実行できます。帳票確認には既存のExcelまたは無料のLibreOffice Calcを使います。メール原稿はemlファイルとして保存し、送信アカウントは必須にしません。
企業ごとの調整
自社の月次集計表やPDF帳票の項目に合わせてコードを調整します。使用ソフトと端末環境を確認し、Excel集計とPDF抽出の演習配分を変更できます。 演習には、個人情報を除いた自社の業務データまたは配布する模擬データを使います。
助成金を使う場合
事務・管理部門の担当者の月次データ結合、Excel帳票作成、PDF転記、集計結果の連絡文作成に直結する訓練です。助成の可否は、計画届の内容に基づき管轄の都道府県労働局が判断します。
計画届に添付するカリキュラム資料(時間数、回ごとの内容、実施形態)をご用意します。助成金の申請書類の作成・提出の代行は、社会保険労務士の業務のため行いません。事業展開等リスキリング支援コースは令和8年8月3日に改正されています(経過措置あり)。制度の内容は助成金ガイドと、厚生労働省「人材開発支援助成金」でご確認ください。
この講座についてのよくある質問
Python未経験で20時間の演習についていけますか。
ファイル操作とExcelの表操作ができる方を想定しています。第1回にコードの実行と変更を練習し、その後は同じ月次業務のコードを段階的に組み上げます。
PDFの読み取りとメール送信はどこまで扱いますか。
PDFは文字情報のある資料を対象にし、画像だけの資料には別途文字認識が必要です。メールは確認用のemlファイル作成まで扱います。送信連携は各社の認証条件に応じた追加設計が必要です。
月次集計の担当者向けに研修計画を調整できますか。
担当する入力整理、集計、帳票出力、連絡文作成を演習に対応付けます。対象ファイルと習得する処理を明記したカリキュラム資料を提供します。
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