Pythonによるデータ分析入門講座(pandas・可視化)
再実行できる業務分析レポートを作成
- 24時間
- 初級
- 対象職務:データ分析・経営企画の担当者
- オンライン(ライブ配信) ・ 対面(ご指定の会場) ・ オンラインと対面の併用
データ分析・経営企画の担当者が、Pythonで売上や在庫を分析します。表形式データを扱うpandasで整形・集計し、グラフと判断根拠をまとめたレポートを作成します。
この講座で身につくこと
- PythonでCSVを読み込み、列の型と欠損を確認できます。
- pandasで表の結合と部門別・期間別の集計を実行できます。
- 比較の目的に合うグラフを作成し、単位と対象期間を表示できます。
- 処理順と入力条件を記録し、分析ファイルを先頭から再実行できます。
- 集計結果と限界を明記した業務分析レポートを作成できます。
こんな方に
- 複数の売上ファイルをまとめて分析するデータ分析担当者
- 部門別の実績差を調べて報告する経営企画担当者
- 在庫や受注データの分析手順を引き継ぎたい担当者
カリキュラム(全24時間)
- 第1回 Pythonで売上データを読み込む4時間
- JupyterLab(コードと説明を一緒に保存する作業環境)で分析ファイルを作ります。
- 変数、リスト、関数呼び出しを売上集計の小さな例で実行します。
- pandasでCSVを読み込み、行数、列名、日付・金額の型を確認します。
- 対象期間と集計単位を決め、売上明細の確認表を作ります。
- 第2回 欠損・重複・表記の違いを処理する4時間
- 欠損値(値が記録されていない箇所)の件数と発生箇所を集計します。
- 日付や金額を変換し、変換できなかった行を抽出します。
- 重複の判定に使う列を決め、削除前後の件数を照合します。
- 文字列の空白や商品コードの表記をそろえ、処理履歴を残します。
- 第3回 表を結合して業務指標を集計する4時間
- merge(列を対応付ける結合)で売上表に商品分類を追加します。
- 結合先の重複と未一致を点検し、売上の二重計上を防ぎます。
- groupby(分類別集計)で部門別・月別の売上と粗利を計算します。
- 在庫表と出庫実績から、商品別の在庫日数を定義して算出します。
- 第4回 業務上の問いに合うグラフを作る4時間
- Matplotlib(グラフ作成用の道具)で売上推移を折れ線にします。
- 棒グラフで部門差を比較し、軸と単位、集計期間を表示します。
- 散布図で販売数量と値引き率の関係を確認します。
- 外れ値(ほかと大きく離れた値)を元データと照合し、扱いを記録します。
- 第5回 分析結果をレポートにまとめる4時間
- 売上変化を商品構成や数量の変化に分けて集計します。
- 観測した差と、その原因についての仮説を書き分けます。
- 図、集計条件、追加確認事項をまとめた分析レポートを作ります。
- 集計表をCSV、グラフを画像として保存します。
- 第6回 翌月データで分析を再実行する4時間
- 入力ファイルと対象期間を変更して同じ分析を実行します。
- 空のデータや必要列の不足を確認する処理を追加します。
- JupyterLabの実行状態を初期化し、先頭から結果を再現します。
- 分析ファイル、必要ソフト一覧、操作手順を整理して提出します。
受講後に手元に残るもの
- 整形・集計・可視化を再実行できる分析ファイル
- 業務指標の集計CSVとグラフ画像
- 結果・集計条件・限界を記した分析レポート
- 入力条件と実行手順書
受講の前提と環境
前提:表計算ソフトで表の行・列を扱い、ファイルを保存できることが前提です。Pythonの経験は不要で、初回に分析で使う基本操作を学びます。
環境:Windows PCまたはMacを使います。Python、pandas、JupyterLab、Matplotlibは無料で利用できます。ソフトを導入できる権限が必要です。クラウドのアカウントは必須ではありません。演習には自社の業務データ(個人情報を除く)または配布する模擬データを使います。
企業ごとの調整
販売、在庫、原価など自社の分析対象に合わせて課題を設定できます。表の結合に時間がかかる企業は、可視化との時間配分を調整します。
助成金を使う場合
データ分析・経営企画担当者が行う、売上・在庫のデータ整形、指標集計、報告資料作成に直結する訓練です。助成の可否は計画届の内容に基づき、管轄の都道府県労働局が判断します。
計画届に添付するカリキュラム資料(時間数、回ごとの内容、実施形態)をご用意します。助成金の申請書類の作成・提出の代行は、社会保険労務士の業務のため行いません。事業展開等リスキリング支援コースは令和8年8月3日に改正されています(経過措置あり)。制度の内容は助成金ガイドと、厚生労働省「人材開発支援助成金」でご確認ください。
この講座についてのよくある質問
Python未経験でも24時間で分析できますか?
初回に変数や関数呼び出しを扱い、その後は分析に必要なコードを実習します。完成目標は、指定した業務データを整形して報告する一連の処理です。プログラム開発全般は扱いません。
自社データを外部サービスに送る必要はありますか?
標準演習はPC内で処理するため、外部サービスへのアップロードは不要です。自社データは個人情報を除き、社内で利用許可を得たものを使用します。持ち出せない場合は模擬データを使います。
助成金の検討では、どの分析業務を示しますか?
月次売上の集計や在庫分析など、担当する報告業務と作成物を整理します。申請書類の作成・提出の代行は社会保険労務士の業務であり、ilandoでは行いません。申請は事業主が行うか、社会保険労務士に依頼します。
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