AWSクラウド入門講座(EC2・S3・RDSと運用の基本)
業務アプリの検証環境と運用手順を作る
- 20時間
- 初級
- 対象職務:インフラ・開発担当者
- オンライン(ライブ配信) ・ 対面(ご指定の会場) ・ オンラインと対面の併用
インフラ・開発担当者が、AWS上に業務アプリの検証環境を作ります。サーバー・ファイル保存・データベースの接続を確かめ、監視、復旧、終了時の削除まで実践します。
この講座で身につくこと
- 演習用の権限と通信経路を整理し、環境構成図を作成できます。
- 仮想サーバーのEC2に配布アプリを配置し、限定した接続元から動作を確認できます。
- ファイル保存サービスのS3で、公開を防ぐ権限を設定して業務ファイルを保存できます。
- 管理機能付きデータベースのRDSにEC2から接続し、登録結果を検証できます。
- 監視・バックアップからの復元・環境削除の手順を実行できます。
こんな方に
- 社内システムのクラウド環境構築を担当する社員
- 開発したアプリの検証環境を用意する開発担当者
- AWSの監視・バックアップ・環境削除を引き継ぐ担当者
カリキュラム(全20時間)
- 第1回 AWSの権限とネットワークを準備する4時間
- AWSというクラウドサービスで演習用構成図を作成
- IAMという権限管理と多要素認証の確認
- VPCという仮想ネットワークと、サブネットという区画の作成
- セキュリティグループによる接続元と通信先の制限
- 無料利用の条件・費用通知・演習環境の管理範囲を確認
- 第2回 EC2で業務アプリを動かす4時間
- EC2という仮想サーバーの起動と接続
- 配布する在庫確認アプリの配置・起動
- 接続元を制限した操作確認と処理記録の確認
- インスタンスロールというアプリ用権限の設定
- 第3回 S3で業務ファイルを保存する4時間
- S3というファイル保存サービスで、保存先となるバケットを作成
- 公開ブロックを有効にした権限設定
- 自社の業務データ(個人情報を除く)または配布する模擬データを保存
- EC2からアプリ用権限でファイルを読み書き
- バージョニングという過去のファイルを保持する機能の確認
- 第4回 RDSを接続してデータを検証する4時間
- RDSという管理機能付きデータベースでPostgreSQLを作成
- 独立した設備群である可用性ゾーンを分け、DB配置先のサブネット群を設定
- 外部公開を無効にし、EC2からの接続だけを許可
- 認証情報をコードへ埋め込まない接続設定
- 模擬在庫データの登録・取得と件数照合
- 第5回 監視・復旧・終了処理を実践する4時間
- CloudWatchという監視サービスで処理負荷の指標と通知を確認
- RDSのスナップショットから別のDBへ復元して接続確認
- 費用通知が利用料金の自動上限ではないことを確認
- EC2・RDS・S3の演習資源と残存データを確認して削除
- 障害対応・復旧・終了時確認の運用手順書を作成
受講後に手元に残るもの
- 業務アプリ検証環境の構成図と設定記録
- 権限・通信設定の確認表
- 監視・復元・削除の運用手順書
- 接続・保存・復旧の検証記録
受講の前提と環境
前提:ファイル操作に加え、IPアドレスとデータベースの役割を理解していることが前提です。AWSの利用経験は不要です。端末で文字の命令を実行する操作を事前に確認します。
環境:WindowsまたはMac、ブラウザ、接続用の端末ソフト、演習権限を持つAWSアカウントが必要です。無料の端末ソフトと、命令でAWSを操作するAWS CLIを使います。 AWSの無料利用範囲は契約状況とサービスで異なり、全演習の無料実施は保証しません。利用条件と演習費用を事前に確認します。
企業ごとの調整
自社の業務データ(個人情報を除く)または配布する模擬データで保存・接続を検証します。社内の権限基準や監視項目に合わせ、承認済みの検証用アカウントを使用できます。20時間の範囲で、構築と復旧演習の配分を調整します。
助成金を使う場合
インフラ・開発職が担う、業務アプリのクラウド検証環境構築・権限設定・監視・復旧作業に直結します。助成の可否は計画届の内容に基づき、管轄の都道府県労働局が判断します。
計画届に添付するカリキュラム資料(時間数、回ごとの内容、実施形態)をご用意します。助成金の申請書類の作成・提出の代行は、社会保険労務士の業務のため行いません。事業展開等リスキリング支援コースは令和8年8月3日に改正されています(経過措置あり)。制度の内容は助成金ガイドと、厚生労働省「人材開発支援助成金」でご確認ください。
この講座についてのよくある質問
AWSの無料利用枠だけで全ての演習ができますか。
契約状況と利用するサービスにより異なります。開始前に条件を確認し、終了時はサーバーだけでなく保存領域や残したバックアップも確認します。費用通知は課金を自動で止める保証にはなりません。
本番システムのアカウントを使う必要はありますか。
本番環境とは分けた、承認済みの演習用アカウントを使います。データベースは外部公開せず、演習用サーバーからだけ接続します。復元は別のデータベースを作って確認します。
検証環境の構築を担当する社員向けに助成金用の資料を用意できますか。
構築・監視・復旧の担当業務に沿ったカリキュラム資料を提供します。申請書類の作成・提出の代行は社会保険労務士の業務で、ilandoでは行いません。申請は事業主が行うか、社会保険労務士に依頼してください。
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